UBS Global Real Estate Bubble Index によると世界でもっともバブル化している不動産マーケットはバンクーバーということで、ニューヨークの不動産マーケットは “Bubbliest”マーケットからはかなり遠いという結果が出ています。
バブル化しているマーケットのTOP 10は、バンクーバー、ロンドン、ストックホルム、シドニー、ミュンヘン、香港、サンフランシスコ、アムステルダム、チューリッヒ、パリという順で、12位には東京が入ります。
気になるニューヨークは16位ということで、バブルインデックス上ではFair Valuedの安全圏。米国内でいうと7位のサンフランシスコのバブルが目立ちます。ちなみにボストンは15位、シカゴは18位です。
ちなみにバブルリスクが非常に高いレッドゾーンは上位6位までですが、東京はその手前の段階であるOvervaluedの状態。
レポート内のニューヨークマーケットの解説では、購入物件に関してはFair Valued(特にPrice-income ratioは2006年と比べて大きく下がっています)であり海外投資家からの強い需要がある一方、マンハッタン内のラグジュアリーマーケットが目だって供給過多となっていること、また賃貸に関しては2006年に比べて50%以上も値上がりしていることが言及されています。