米国不動産マーケットのリサーチとアナリシスで有名なアイビー・ゼルマン(Ivy Zelman)が「家を買うなら今」と言っています。
It’s the best time in the history of our country with mortgage rates that are below 4 percent that [renters] can actually lock in their fixed cost and create wealth for themselves.というのが彼女のコメントです。
全米平均とは何かと異なる動きをするニューヨークの不動産マーケットですが、エントリーレベルマーケットに力があり活況な反面、新築のラグジュアリー物件の動きは止まり、計画や価格の見直しが進んでいるのはニューヨークでも全く同じです。
また購入者が少しずつ郊外へと移行し住宅購入を行っているこという全米の傾向は、マンハッタンからブルックリンとクイーンズへ購入者が移動しているニューヨークの現状とも合致します。
蓄財のためのマイホーム購入は、米国の親が子供に伝える最も重要な財テク知識なわけですが、これからの住宅購入予備軍として控える7500万人のミレニアルズたちが、ニューヨークマーケットではどのような動きと傾向を見せるのか楽しみです。