コープビルディングのアップグレードに関する話はこれまでも度々メディアで取り上げられています。海外投資家などが購入し辛いコープは、ニューヨークの不動産バイヤーからするとコンドミニアムの人気の陰に隠れてしまいがちですが、住むために購入するバイヤーにとっては大きな選択肢の一つです。

コープというのはもとともレンタルビルディング(稀に最初からコープのビルディングもあります)であり、古くから住んでいる住人と新しく購入した住人との間に軋轢が生じやすく、この記事にあるようにビルディングのアップデートや、予算配分などで意見が食い違うことはよくあります。

またコープはニューヨーク特有の居住形体といってもいいほどニューヨークに多く、このようなコープ内の事情は、ニューヨークという街の縮図でもあり、ニューヨークを深く知ることができる非常に興味深い記事だと思います。また記事に寄せられているコメントも面白くおススメです。

Source: Co-op Upgrades: Necessities or Frills? – The New York Times