あっけない幕切れでした。ニューヨークでは住宅不動産を30日以下のショートタームで賃貸することは違法なわけですが、ニューヨーク州では最近Airbnbをはじめとする情報サイトにそのような賃貸情報を掲載した場合最大$7,500ドルの罰金を課する法案が成立しました。
これに対してAirbnbは今年10月にニューヨークを訴える訴訟をおこしていたわけですが、あっさりと手打ちとなり多くの関係者を驚かせています。和解の内容は、訴訟を取り下げる代わりにニューヨークは法人としてのAirbnbには罰金を課さないという内容。。。つまり物件情報をリスティングしたサイト利用者には最大$7,500の罰金が課せられる可能性がありますが、Airbnb自体は罰せられないということです。
ニューヨーク当局はもちろん、これまでAirbnbなどを批判してきたホテル業界などの勝利といえますが、今後当局がどこまで踏み込んで罰金の運用を行うか注目です。