SOHOという街が話題になるときのテーマがアート&ファッションから不動産にかわって久しい感がありますが、それでも世界中から毎日多くの人が訪れる街であることにかわりはありません。
ただし「どんな種類の人が」「何を目指して」集まってきているのかということは大きく変化しており、この記事に書かれているような、個人店舗が消え、大型ナショナルチェーン(ユニクロの名前もあります)に取って代わられることは時代の趨勢といえばそれまでではありますが、色々と考えさせられます。
記事内では Murray Hillに移った店のことが書かれていますが、ご存知のように現在ニューヨークでは、新たなスタイルやトレンドを生み出す実験場として、いくつものエリアが注目を集めています。
SOHOという街にこだわりを持ち大手デベロッパーやメーカーの進出を食い止めようとする向きも、新天地で新たなトレンド生み出そうという向きも、共に非常にニューヨークらしい動きであり、不動産マーケットの動向を考える上でも非常に重要なファクターといえます。