比較的きめ細かく現在のニューヨークの不動産マーケットを捉えている記事だと思います。記事中にある “the market is cooling, shifting, correcting, softening, and/or stabilizing, depending upon who you ask” というのはまさにその通りで、バイヤー・セラーも含めニューヨーク不動産マーケットに関わるあらゆる人たちが現在のマーケットをディスクライブしようと言葉を探している状態です。
そんな中で現在よく聞かれるのは、マンハッタンマーケットにおいては、今後も雨後の筍のように建つことが計画されているラグジュアリーニューデベロップメント、特に来年以降に完成予定のビルに関しては注意が必要という話で、デベロッパーとのネゴシエーションには時間をかけたいところです。
しかし一言で大きく捉えることが難しいマーケットでも、エージェントとして日々の取引現場の動きをローカルな視点で捉えると全く別の姿が見えてくるもので、そういう意味では今は非常に面白いマーケットとであり、個人的には買いだと感じています。