マンハッタン・ブルックリンのレンタルマーケット、特に大型の新築レンタルビルディングのマーケットがソフトになっているというウォールストリートの記事です。
弊社のグループ会社でNYC最大のレンタル不動産会社である Citi Habitatsのレポートがベースとなった記事ですが、これによるとマンハッタンの新規契約レンタルの19%が何らかのコンセッションを実施しているとこのことで、2015年7月の同8%から大きくその割合が伸びています。
マンハッタンの空き室率は以前の1%を切る上体から1.92%となり、記録をとり始めた2002以来最高の水準とのことです。
ブルックリンでも成約レンタル物件の中央値は2015年7月と比べ0.8%下がった状態であり、マーケットはこれまでどおり高いレントを要求してくるランドロード側と、それではサインをしないテナント側との間での調整が進んでいる状況といえそうです。
※もとの記事はウォールストリートジャーナルでありサブスクリプションがないと見られない場合があります。